|返済種類と利息の計算方法
・基本の計算方法
[ 元金 ]×[実質年率]×[利用日数]÷365日=[ 利息 ]
(例)10万円を18%の実質年率で30日間借りた場合
10万円×18%×30÷365日=1,479円
・元利金等返済方式
(毎回の支払において元金と利息を合わせた金額が一定)
メリット:毎月の返済金額が完済まで一定なので無理のない返済が可能。
デメリット:最初のうちの返済額の利息の割合が多く元金の減りが遅い。
■1回目
[ 元金 ]×([実質年率]÷[ 12ヶ月 ])=[ 利息 ]
■2回目
[借入残高]×([実質年率]÷[ 12ヶ月 ])=[ 利息 ]
(例)30万円を18%の実質年率で24回払いで返済する場合
■1回目
300,000円×18%÷12=4,500円
■2回目
287,500円×18%÷12=4,313円
利息合計:59,453円
総返済額:359,453円
・元金均等返済方式
(毎回の支払において元金が一定)
メリット:元金が均等に減るため元利均等返済と比較すると利息総額(=返済総額)が少なくなる。
デメリット:支払始めの返済額が多くなる。
■1回目
[ 元金 ]×([実質年率]÷[ 12ヶ月 ])=[ 利息 ]
■2回目
[借入残高]×([実質年率]÷[ 12ヶ月 ])=[ 利息 ]
(例)30万円を18%の実質年率で24回払いで返済する場合
■1回目
300,000円×18%÷12=4,500円
■2回目
289,523円×18%÷12=4,343円
利息合計:56,256円
総返済額:356,256円
・元利定額リボルビング方式
(毎月○万円など、毎月定額(元金+利息)を支払う方法)
[ 元金 ]×[実質年率]÷365日×30日=[ 利息 ]
(例)30万円を18%の実質年率で借りた場合
■毎月の返済額
25,000円(利息も含まれる)
■毎月の利息
300,000円×18%÷365日×30日=4,438円
・元金定率リボルビング方式
(毎月○万円など、毎月定額(元金+利息)を支払うが、借入残高によって、利率が変わる方法)
[借入残高]×[実質年率(借入残高により変動)]÷365日×30日=[ 利息 ]
・残高スライドリボルビング方式
(毎月○万円など、毎月定額(元金+利息)を支払う方法)
残高スライドリボルビング方式には主に以下の3種類があります。
1.残高スライド元金定額リボルビング方式
→毎月一定額の元金と借入残高に対する利息を返済する方式。
2.残高スライド元利定率リボルビング方式
→借入の残高によって定率が見直される方式。
3.残高スライド元利定額リボルビング方式
→借入残高によって、定額+利息が見直される方式。